第6章 メリークリスマス
次の日…
亜希がいつもなら起きてるはずなのに…
あ。。。。ベットに座ってる。俺は亜希の方へ向かった…
「ハルト…!?」
「あぁ…そうだ…よく眠れたか?」
すると、亜希は、首を横にふった
「なんでだ…?」
「私ね…死ぬのは、怖くないの…ただ。。。。」
?
「ハルトと二度と会えないのが怖いの」
残り少ししか残っていない…
って感じの声で、
亜希はゆっくりと言った
「大丈夫だ…俺はここにいる」
「だょね☆亜希…ハルトのこと好きすぎたみたい…」
亜希は笑顔で溢れていた
「俺もだ」
ボソッと言ったつもりだったが、
どうやら、亜希には、聞こえていたようだ。
「クスッ」
しばらく2人は、笑いあった
朝食が終わった頃かな…
亜希が
「ハルト…眠い…」
もう、疲れ切った顔をしてた
「寝ろよ」
そう言って俺を膝枕に亜希はスヤスヤと眠った
「ハルト…ありがとう」
寝言でいきなり言ったもんだから、
ビックリしたけど、俺も
「亜希…ありがとな」
って言えた
亜希はそれから
起きることはなかった
俺のテーブルの下に
クリスマスで飾る靴下が置いてあった
そして、靴下の中に
一通の手紙が入ってた