• テキストサイズ

メリークリスマス。

第6章 メリークリスマス


次の日…


亜希がいつもなら起きてるはずなのに…
あ。。。。ベットに座ってる。俺は亜希の方へ向かった…



「ハルト…!?」

「あぁ…そうだ…よく眠れたか?」


すると、亜希は、首を横にふった


「なんでだ…?」


「私ね…死ぬのは、怖くないの…ただ。。。。」






「ハルトと二度と会えないのが怖いの」

残り少ししか残っていない…
って感じの声で、
亜希はゆっくりと言った


「大丈夫だ…俺はここにいる」


「だょね☆亜希…ハルトのこと好きすぎたみたい…」


亜希は笑顔で溢れていた


「俺もだ」


ボソッと言ったつもりだったが、
どうやら、亜希には、聞こえていたようだ。


「クスッ」

しばらく2人は、笑いあった

朝食が終わった頃かな…


亜希が



「ハルト…眠い…」

もう、疲れ切った顔をしてた
「寝ろよ」
そう言って俺を膝枕に亜希はスヤスヤと眠った

「ハルト…ありがとう」
寝言でいきなり言ったもんだから、
ビックリしたけど、俺も



「亜希…ありがとな」
って言えた






亜希はそれから

起きることはなかった

俺のテーブルの下に

クリスマスで飾る靴下が置いてあった

そして、靴下の中に

一通の手紙が入ってた
/ 24ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp