第8章 まじかよ【爆豪】
深夜、家の中は静まり返っていた。
寝室には赤ちゃんの寝息だけが聞こえる。
隣で眠る爆豪を起こさないように
そっと部屋を抜け出した。
リビングのソファに座り
灯りもつけず、静かに涙を流す。
一一頑張ってるつもり。
でも、眠れない夜も
産後の痛みも
慣れない育児も
不安も全部.....
胸の中でつもっていってた。
声を出したら
きっと泣き崩れてしまうから
必死で堪えて、ただ静かに泣いた。
...そのとき。
爆「......おい」
突然、背後から聞き慣れた声がする。
驚いて振り向くと
寝ぼけた様子ひとつ見せず
真剣な顔の爆豪が立っていた。
「.....なんで、気づいたの?」
爆「......お前がいねえの。俺、すぐ気づくんだよ。
......どんだけ静かに泣いてても
わかるに決まってんだろ」
彼はソファに座り、そっとあなたを引き寄せる。
何も言わずに、強く
あたたかく抱きしめてくれる。