• テキストサイズ

あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第8章 告白


宗四郎さんこそどうなの…。

小此木さんのことを小此木ちゃんと呼んでいて、他の人をそう呼んでいるのは聞いたことがないので、本当は何か特別な関係じゃないのか。


さっきまであんなに幸せだったのに、なんでこんなことに…。

もうやだ…そんな風に思う自分も、信じてくれない彼のことも…。


横になろうと後ろを向くと、布団が赤くなっていることに気付いた。

これ、私の血だよね…。


すぐに布団カバーを剥ぎ抱きしめる。
私の匂いで少し薄れているが、宗四郎さんの匂いがする。

横になって布団カバーに顔を埋めた。


「宗四郎さん、好き…。」


「僕も好きやで。」


呟いた言葉に返されたので驚いて顔を上げると、扉の前に宗四郎さんが立っていた。


ならどうして信じてくれないの…。

私はこういうことは好きな人としかしたくないって言ったのに…5年前からずっと好きだって知ってるくせに…。


彼はそのまま近付いてきて抱きしめていた布団カバーを奪い取ると、下着ごとズボンを剥ぎ取っていった。


「やっ!?なにっ…?」


膝裏に手を這わせてそのまま持ち上げられ、恥ずかしくなって、彼の目の前に晒された部分を手で隠す。

/ 590ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp