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私のスキを貰って下さい。

第9章 ちゃんと居る。


★★


私がコートから出て、直ぐに3対3が始まった



田中「そォォォ らァァァ!!!」



「おぉぉ!!!」


さすが!!パワーだけはある!!田中先輩っ!!


田中先輩は月島君のブロックをふっ飛ばした


清水先輩が居るせいか、さっき煽られたのがカチンときたのか、いつもより凄いパワー!




田中「ッシャアアァ シャーッ シャラァァァ!!」




「・・・・・」




周りの先輩達は



「田中うるさい!」
「喜びすぎ!」
「まだ1点だろ」
「おい脱ぐな!!」




私の言いたい事を全て伝えてくれた



喜ぶのにどうして服を脱がなくてはいけないのか・・・・



それはきっと田中先輩本人にしかわからない。



そんな事よりも!!!



翔陽もあんな練習頑張ってたんだから!翔陽にも活躍してもらわないと!





影山「日向!!」




よしっ!!翔陽にトスが上がった!!あのジャンプ力を見せつけてやるんだっ!!!!




バチッ




「!?」





そんな・・・・



翔陽のアタックは、月島君のブロックに止められてしまった




翔陽のジャンプ力はずば抜けてると思う


それでも越えられない



身長という壁



翔陽にとって月島君はとても・・・・


高い高い壁・・・・・



あの壁を越えなければ、きっと翔陽は点を取る事が出来ない・・・・



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