【ヒロアカ】change the truth【R18】
第2章 目を開けるとそこは
ショッピングモールで自分に合いそうな服を見繕い、学校へ向かった。
学校へ着くと、制服姿ではないため生徒たちの視線を少し感じたが、相澤先生と一緒にいるおかげで、誰も話しかけてくることはなかった。そのまま校長室のドアをノックし、校長先生の声が中から聞こえると、相澤先生がドアを開けた。
「個性についての結果を持ってきました」
私は少し緊張しながら相澤先生の横に立っていた。根津校長は私たちににっこりと微笑みながら、椅子に座って私たちの話を聞く準備をしていた。
「検査の結果、個性はあるそうです。ただし、何の個性なのかは特定できませんでした」
相澤先生の冷静な声が静かに響く。
その言葉を聞いた根津校長は、一瞬驚いたように目を見開いた。
「個性はあるが、何の個性かわからなかった?……これは珍しいどころの話ではないね。私の知る限り、初めてのケースさ」
校長は小さな手を顎に当て、しばらく悩むように首をかしげる。その姿はどこか愛らしいが、目は真剣そのものだった。