【ヒロアカ】change the truth【R18】
第2章 目を開けるとそこは
検査を終え、診察室で結果を待つ私の横には、相澤先生が無表情で座っており緊張感を増幅させる。
やがて、検査を担当した医師が結果の入ったファイルを手にしながら、部屋へ入ってきた。
「お待たせしました」
白衣のしわを整えつつ椅子に腰掛けた医師は、ファイルの内容を一瞥してから少し悩むような表情を浮かべ、ゆっくりと口を開いた。
「結論から言うと……あなたには『個性』があるようです」
その一言に、私は驚きで目を見開いた。心臓がどくどくと高鳴る。
「え、あるんですか?」
思わず声が上ずる。自分でも予想していなかった言葉に、思考が追いつかない。医師はさらに言葉を続けた。
「ですが……」
小さく息をつき、言葉を切る。ファイルを見つめる瞳に迷いの色が浮かび、言葉を探しているように見えた。