【ヒロアカ】change the truth【R18】
第6章 ふたりきり
相澤先生の顔がゆっくりと近づいてくる。
また、キスされるのかな――そんな考えが頭をよぎる。
心臓が高鳴る音が、自分にもはっきりと聞こえるくらいだ。
期待と緊張でいっぱいになり、ぎゅっと目を閉じた。
けれど、唇に触れる感触はなく、私の体を包み込むように抱きしめてくれた。
その瞬間、少しだけ残念だと思ってしまった自分に気づき、顔がますます熱くなる。
「相澤先生……」
名前を呼ぶと、相澤先生の腕が少しだけ強くなった気がした。
そして、耳元で低く静かな声が聞こえる。
「好きだ」
そのたった一言が、心に深く響く。
「っ……!!!」