第5章 双子の兄と弟だと判明
「ごめんね?こっちは双子の弟の勇都。見た目はそっくりだけど。性格と目色が違うだけで区別がつかないから間違えない筈だったんだけど・・・」
「俺が結都だと信じこんでたから。わざと、意地悪しただけ。おかげでどんな女の子だったか、分かったわ」
「そうやって玩具にするのは悪い癖だよね勇都は・・・・・・・・・いい加減にしないと本気で、怒るよ僕」
結都さんから黒いオーラが出てる
笑顔なのに
「そういうお前も似たようなもんだろ?こいつが可愛いくて自分だけの餌にしようと考えてんの・・・・・・・・・お見通しなんだよ・・・・・・・・・ちなみに、ここにいるメンバーも全員ありさをターゲットにして奪うつもりでいるようだぜ?俺達は普通の人間じゃないんだ」
「え・・・・・・・・・普通の人間じゃない?どういう事?」
どっからどう見ても私と同じ普通の人間なのに
言ってる事が分からないよ
結都さんは沈黙したまま何も言わないでいる
「要するにあんたは俺達の餌となる精気を食事にされる為にこのシェアハウスに呼び寄せられた〃籠の鳥〃なの」