【名探偵コナン】スナイパーの彼とポアロの彼との揺れる思い
第2章 完結:思い出せない記憶
私には 過去の記憶も現世の記憶も無い
記憶が無くなってしまった今、私には
帰るべき場所が無い
走行してた車に向かって、咄嗟に
私の足が無意識に歩行開始する
キィイイイイ!!!!!!!
これでやっと死ねる・・・
そう喜んでたのに
???「間一髪だったようだな・・・」
車にひかれそうになる所、男性の大きな手が
私の腕を掴み、広くて逞しい腹に飛び込んだ衝撃で
間一髪で自殺出来なくなってしまった
???「走行途中の車に向かって飛び込むとは
随分やんちゃな子猫ちゃんだ」
「・・・別に良いでしょ・・・私の邪魔しないで・・・」
私が強く睨んでも。彼は反論してこなかった
私のこと怒らないの?
「やれやれ・・・そんな薄着で立ち止まってると
注目の的となる。俺の知り合いがいる場所へ
案内しよう・・・」
男の車に乗るのは正直
「おや?車に乗らないのかな?」