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お散歩日和―にのあい―

第3章 二宮財閥





「ん、ん、翔くん…ちょっとだけ離して?///」



おーのくんが櫻井くんに抱き潰されて悶えながら言った



「んん〜、ちょっとだけ?」

「うん、いっぱい離れちゃイヤ///」

「むふぅ〜…いっぱいなんか離れられないよぉ〜///」

「えへぇ〜…いっぱいなんか離れられたら僕泣いちゃうもぉ〜ん///」



あ、コレは例の…



「やだぁ〜!さとち泣いちゃダメっ!」

「翔くんが居てくれたら泣かないよぉ///」

「もう、さとちカワユスっ!!///」

「うふ、しょおくん大好き♡」

「俺も智くん大好き♡」

「僕は翔くんが大大大好きぃ♡」

「ああ!イキナリ“大”が三つなんてズルイぞ!俺なんか智くんが大大大大…」



この後、二人の掛け合いは数十分に渡って続いた(笑)









「ゴメンね相葉ちゃん…僕ら結局なにしに来たんだか(汗)」



仲良しこよしの掛け合いをしばらく続けた後、もう遅いからと言って二人は帰る事になった

おーのくんはまた申し訳なさそうにそう言うと、俺の手を握った



「イイよ、お陰で元気出たし(笑)」

「そぅ?ホントにゴメンね?」

「智くんが謝る事無いよ!

大体俺が何時も智くんが好き過ぎてヒートアップしちゃうからイケナイんだし」



おーのくんの腰に手を回して櫻井くんがその顔を覗き込んだ



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