第1章 学校

『う〜…行きたくない…』

でも行かなきゃいけないなんて世界はなんて残酷なんだ！

てか友達いないし

『ぼっち…』

あ"ぁぁぁー

『クソだりぃ』



『着いちゃったよ』

「え、あんな子いたっけ？」

「可愛い」

『おはよーございまーす』

「え、誰」

『あの〜…』

谷「ひゃいっ！？」

『私の席どこ？』

谷「えっ…えっと…」

『あ、ごめーん
学校来たことないから分かんないか(笑)』

『佐々木愛って言いまーす』

谷「あっ…！あそこでございますっ！！」

『ありがと〜』

「うっそ、不登校あんな美人なの？」

うっざ

『隣の席男？』

月島…【けい】

月「チョット」

『…は〜い？』

月「何人の机ジロジロ見てんの」

『ごめ〜ん…』

え、感じ悪っ

月「てか君誰」

山「あ、ツッキー！！！」

月「煩い、山口」

山「ごめんツッキー！！！え、君誰？」

『佐々木愛で〜す』

山「あ、ずっと学校来てなかった子！」

『せいか〜い』

月「あぁ、【不登校】ね」

『いや〜…学校来るつもり無かったんだけど』

『出席日数ヤバくて(笑)』

月「ヘラヘラ笑ってて楽しい？
まぁ所詮、家でずっと【親】に迷惑かけてたもんね」

『えへへ〜』

山「言い過ぎだよ、ツッキー！！！」

月「本当のことでしょ」

『いや〜あんたよく言うね〜』

『関わりたくないわ〜』

月「こっちもお断り」

山「仲良くしようよ〜」

月島蛍と関わったらロクなことになら無さそうだな