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12歳年下の彼に溺愛される話

第6章 11月の出来事



病院に受診に行くのに着て行った、
服を脱いで。ゆっくり休める様に
巴がパジャマに着替えると。

イナビルと一緒に、解熱剤の
カロナールも処方して貰ったのだが。

時間は…11時ちょっと前で。

その時はまだ…、体調も悪くなくて。
自分の身の周りの最低限度なら
それほど、問題なく、
出来そうな位な感じだったので。

巴は家に備蓄していた、
パスタを茹でて。
同じ様に備蓄してたパスタソースで。
簡単にお昼を一人で済ませた。

さっき買って来た、
スポドリを飲みながら。
デザートに一緒に買ったスフレプリンを
もぐもぐと一人で食べる。

「熱が上がったら嫌だし…
まだ…そこまで高熱でもないけど…。
貰った、カロナール…飲もうかな?」

喉が痛いと言ったら、トラネキサム酸を
喉の痛みを和らげる効果があるからと。
処方をして貰って居て。これは
1日に3回飲まないとダメなので。

熱が上がり切る前にと、
頓服で処方して貰った
カロナールと一緒に、
トラネキサム酸も飲んだ。

そう言えば、薬剤師の人が
全国的に咳止めの薬が在庫不足で。
処方が出たとしても、
お渡しできないかも知れないって。
そんな話をしていて。

今の所は、熱と喉の痛みだけで。
咳はそんなに気にならないので。

「とりあえず…片付けだけして…
ちょっとだけ、横になろうかな…?」

港斗君は確か前に
お昼休みは13時からって
言って居たから、それまでちょっと
ベッドで横になって休む事にした。

そのまま寝過ごさない様に、
アラームをセットしてベッドで横になった。

アラームで13時に目を醒まして。

今はお昼休みの時間の彼に電話を掛ける。

数回の呼び出し音の後に、通話が繋がって。

「あ、港斗君?今、電話大丈夫?」

『はい、今は大丈夫ですよ?
巴さん、体調はどうですか?
今は、熱は大丈夫な感じですか?』

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