第11章 じゅじゅさんぽ1
(これは…どういう状況…。)
そう。今私は、黒猫の耳としっぽが生えている。꜀(^. .^꜀ )꜆੭
うん…なぜ?
そしてそんな私をこれでもかという程スマホのカメラに収める五条先生。
パシャパシャパシャパシャ
五条「くぅう!!いい!いいよ!このGLG五条悟を釘付けにするとは…!末恐ろしい子ッ!!!」
「………。」
五条「やめてッ、そんな冷たい眼差し向けられたらさすがに心折れそう!!!」
パシャパシャパシャパシャ
(いっそ折れてくれないかな…。)
五条「夏梨…後でマジ説教」
「何も言ってないんですけど。」
五条「しっぽだよ、しっぽ、イライラとか負の感情の時はパシパシ動くんだね…。ほんと可愛いね〜!もうずっとそのままでいたら????」
「いやですよ!てかくっつかないでください!」
ぐぐぐっと身体を剥そうとするがビクともしない。
どうやら、先程の任務でドジったらしく、呪霊が祓われる間際に置き土産として私に呪い?をかけて消滅した。
幸いな事に低級呪霊だったので、硝子さんいわく1日もすれば元に戻るらしい。
「あ!恵くん!!!!助けてぇ…。」
なかなか離れてくれない五条先生。恵くんがちょうど学校に戻ってきたらしく涙目で声をかける。
伏黒「何してるんですか、先生ともある人が…。」
五条「えー仕方なく無い??これは夏梨が悪い。」
伏黒「そう思えませんね、夏梨にベタベタしないでくだ…さいっ!」
そう言いながら五条先生の首根っこを掴んで離してくれた。
五条「なになに〜?恵ちゃん嫉妬〜??男の嫉妬は醜いねぇ…」
伏黒「どうとでも言ってください。それよりなんでそんなにくっついてたんです…か…、は?」
私の方を振り向いてフリーズする恵くん
五条「え、今気づいたの?ウケるww」
「あ、あの、任務でドジっちゃって…やっぱり変…?」
伏黒「いや…その、悪くない…と、…」
「…?」
伏黒「わりぃ…頭冷やしてくる。」
そう言って寮に戻って行っちゃいました。
五条「ぷぷっ!恵ウブすぎるでしょ!」
あ、悠仁くんと野薔薇ちゃんだ
悠仁「え?先生、夏梨どったの??!!やべぇ惚れなおす…(ボソッ)」
釘崎&悠仁「クソカワじゃん!!」
五条「だよねー!写真いっぱい撮ったから後でグループLINE送るわー!」
「………。もうどうにでもなれ…。」