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俺、ピグリン王になったみたいです

第1章 始まりから


 大型企画も終了し、少し時間に余裕が出来た俺は、朝活ついでにエンドラ討伐をしようと思いついた。
 ピグリン交易に沼りながらもなんとかエンドラ討伐を済ませ、今日は出掛ける用事もないなと一休みをしていたつもりが、俺はうっかり寝落ちしていたらしい。
 思った以上に固い床から体を起こすと、見慣れない……いや、よく見たことはあるあの顔が飛び込んできて俺に呼び掛けた。
「おんりー王、お目覚めになられましたか」
 ……え?
 声も出ずにそこに座り込んでいると、目の前にいるそいつが大きく叫んだ。
「おんりー王がお目覚めになられたぞ!」
 その声をきっかけに、周りからはザワザワと……というかブーブーと歓声みたいに湧いて俺はますます困惑した。
「お待ちしておりました、おんりー王。我らピグリンは、貴方のお目覚めをお待ちしていたのです」
「え……?」
 どうやら俺は、ピグリンの王になっていたらしい。
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