第3章 養子騒動編

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にの江「……………大倉さん、あんたね。(苦笑)」

翔吾「ちょ、ちょいと大倉さんっ！！あああかあか悪漢たぁどう言うコトですかぁっ！！！(号泣)」

大倉「え？(汗)」(←流石にしまったと思ったらしい)

雅吉「なぁに、ただの言い違いさ」


泣き叫びながら大倉さんに詰め寄る翔吾さんを見て、ニヤニヤ笑いながら

雅吉が呑気な顔で言った



雅吉「なぁ、忠義の。」

大倉「Σあぃたたッ！！(汗)」



雅吉にこっそりケツを抓られて、大倉さんが飛び上がる



雅吉「あっはっはっは！こいつぁあまだ訛りが抜けなくてよぅ！今のぁお国言葉だょ

なぁ？忠義の！」

大倉「へぇ？」

翔吾「お、お国言葉ですか？」

雅吉「なぁっ！」(←また抓った)

大倉「Σあぃたっ！！……あ、あ〜、いやその、つまりはで御座るな……

その、あ、脚、脚が痺れると言う意味で御座るよ！！

だから早くお迎えに上がった方が良いかと思いましてな！！

ほ、ほら、長い間正座を致しますでしょう！！(汗)」

翔吾「はぁ…？？」



大倉さんの苦しい言い訳を聞いて、翔吾さんが首を傾げる



にの江「兎に角、お智ちゃんはまだ戻らないから、あんたは店へお帰り」

翔吾「しかし、にの江さん…」

にの江「あと、恋太郎ちゃんもあたしが預かっておくからね」

翔吾「Σえぇええッ！？」



納得が行かない顔をしている翔吾さんの腕の中から、あたしが恋太郎ちゃんを抱き上げると


翔吾さんはこの世の終わりの様な顔をしてまた叫んだ



翔吾「後生ですから、恋太郎を返して下さぃましぃ〜〜！！(号泣)」


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