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【黒子のバスケ】緑の朝陽

第1章 出会い


ヤダヤダヤダヤダ…誰か助けて…。

「ハァハァ…可愛いね。」
「…っ」

通勤通学ラッシュの中、痴漢されるようになったのは高校に入学した4月から…。

それはほぼ毎日のように行われ5月も半ばになったが止むことは無かった。

は痴漢によって隅に追いやられ周りから見えないように触られていた。

怖くて震えながら下を向いて目的の駅に着くまでいつものように我慢していたが抵抗がないのを良いことに大胆に胸や尻を舐めるように撫でてくる。

「抵抗しないってことは…痴漢されたくて待ってたのかな?じゃあ良いよね…良いよね?ハァハァ」
「…やっ」怖くて声が出ない…

勝手なことを言いながらスカートの下に手が回り直接、下着に手がかかりそうになった時

「何をしているのだよ!」
「そーそー何しちゃってんの、おっさん?」

声がしたと思ったら2人の男性が間に立って痴漢の手を掴みながら私から引き剥がしてくれた。
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