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エゴイスト達の飴玉【ブルロ短編/R18】

第26章 プロポーズを受け取って(烏・カイザー)


烏旅人

二人でのんびりとテレビを見ていれば、突然旅人はソファから立ち上がるので『トイレかな…?』と見送りながらもテレビへと視線を向けていれば直ぐに戻ってくる旅人。『あれ?トイレじゃなかったの?』「おー。大事なもん取りに行っとった」と言ったかと思うと突然🌸の目の前で膝立ちしてから、ゆっくりと🌸の目の前に手を差し出したと思えば彼の手のひらの上にはマリッジリングケース。驚いてる🌸を見ながら微笑んだ旅人は「俺をお前の旦那にしてや」と言うと🌸は目に涙を浮かべながら両手で口元を隠しながら顔を赤く染めていく。「返事、くれへんの?」と困ったように笑いながら聞けば🌸は『私を、旅人の奥さんにしてくれるの?』と聞かれ「当たり前や」と🌸を抱き締める。


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ミヒャエル・カイザー

「meine Prinzessin(俺のお姫様)。少し話があるが良いか?」とリビングで本を読んでいた🌸に声をかけるミヒャエル。どうしたのだろうかと思いながら『なぁに?』と返事をしながら隣に座っているミヒャエルの方を振り向けば左手を取られて、何故か薬指にキスを落とされるので首を傾げる。「この指に、俺のものだという証を送っても良いだろうか」と聞かれた🌸の脳内は『???』となっていて、その様子にミヒャエルは呆れたように笑いながら「クソ鈍感だな。お前を俺の妻にしてもいいかと聞いているんだ」と言われて思わず🌸は『ええ!!??』と叫んでしまう。「プロポーズに気付かないなんてお前ぐらいだぞ?で、返事は聞かせてくれないのか?Prinzessin」『よ、宜しくお願いします……』と言った瞬間左手の薬指に指輪をはめられる。
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