第1章 雪は降り積もる
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ドゴォッ!
『う゛ッ』
しろなの上には何かが落下しその衝撃で辺りの雪が舞った
「…何やってんだ近藤さん」
「いたた…流石お妙さん!愛のこもったアッパーだった!!おおトシこんなところで何してんだ?」
「あんたの下敷きになってる奴が原因で集まったんだが…どうやら踏み潰されたみたいだな。山崎雪でもかけて証拠隠滅しろ」
「最低だなあんた!警察の言う言葉じゃないわ!」
完全に気を失ったしろなを取り囲んだ真選組一同はどうしたものかと思考を巡らせたが原因が近藤ということもあり、大ごとになる前に屯所に入れようという結論に達した
土方に命じられ山崎はしろなを屯所内の一室に運ぶためもちあげておぶったがあまりの軽さに驚いた
「男でこれ!?餓死寸前じゃないかな…」
一連の様子を屋根の上で見ていた男が一人。
その男、沖田総悟はにやりと楽しげに笑うと屋根を降りて行った
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