第2章 in 週末のファミレス(幼馴染みの皆さんと一緒)
そう
アレはまだ俺が高校生の頃
初めて彼女とえっちをしようと意気込んだ俺は
意気込み過ぎてその彼女に“練習させて”なんて、意味不明なコトを言ってしまったのだ
お陰で彼女は激ギレ
変態だ最低だと罵声を残して、俺の元を去って行ったのだ
相「だよねぇ、お陰で翔ちゃん、じゃっかん女性恐怖症!じゃっかん!!ひゃはははっ!!」
自分で言った“じゃっかん”にツボった相葉ちゃんが、またケタケタと笑い出す
俺は楽しそうな相葉ちゃんをチラリと見て、また溜め息をついた
翔「……俺、一生チェリーなのかな…(泣)」
潤「………女がダメなら、いっそ男とタメしてみるか?」
「「「えっ!?」」」
思いも寄らないコトを言い出す松潤を、皆が一斉にみる
ニ「じゅ、潤くんそんな趣味があったんですか!?」
相「きゃー!松潤に襲われるぅ♡」
翔「あ、あ、あてがあんのかっ!?」
潤「……一遍に言うなよ」
松潤は濃いぃ眉の片方をくいっと上げて、コーヒーを啜った