• テキストサイズ

翼に憧れて【進撃の巨人】

第7章 始まりと終わり




全ての巨人を倒し終え、リヴァイが指揮をとり帰路へ進もうと陣形を組み直していた時。

マリーは後ろから再び馬の足音を聞きとり、その先を見つめる。

今度は先程とは違い1人の様だが、マリーは仲間と認識すると駆け寄って行く。

しかし、直後マリーの目は大きく見開き口を両手で覆う。

マリーは一瞬足を止めるが、すぐに先程よりも早足で駆け寄る。

『何があったの⁈』

マリーの叫びに似た声にリヴァイを含め一斉にそちらを見る。
そしてマリーと同じ様に目を大きく見開く。

片方ずつの手足を失い、今にも意識が飛びそうな兵士。馬にもたれかかるのがやっとなその様子に、馬から降ろしつつみんなが不安を感じていた。






/ 111ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp