第33章 歪んだ愛で抱かれる 後編 【三成】R18/ヤンデレ
胸への愛撫で絶頂させられた名無しはその余韻
冷めやらぬまま、今度は褥に横になった三成の顔の上に跨がらせられた。
脚の間、自分でも見たことのない箇所の真下に彼の顔がある。
「い…いや…」
恥ずかしい体勢での拘束、それに続くさらなる恥辱。
名無しは顔を真っ赤にして逃れようとしたが、三成の両手で強くくびれを掴まれて動けない。
一度達してから、妙な身体の疼きは幾分か落ち着いていた。
同時に思考も冷静さを取り戻しつつあったので、この恥辱が精神的に堪えて泣き出しそうになる。
「すごく興奮します、この体勢」
三成はさらに羞恥を煽るようなことを言った。
視覚的な興奮だけではなく、名無しの柔らかな内ももの感触も堪能できる。
「…やめてっ…お願い」
「名無し様のここも、胸も、恥ずかしがる可愛いお顔も、全部よく見える」
「見ないでっ!…」
「名無し様はもう私に奪われたのだから、何も拒否することはできませんよ。私にすべてを見られて、好きなようにされてしまう」
言葉での辱め、そして意地悪な声とともに漏れる温かな息が敏感な箇所に当たり、名無しの背筋をゾクゾクしたものが駆け抜けていった。
反応してとろりと勝手に溢れてしまった大量の熱い蜜が、太ももの内側に垂れていく。
「嫌だと言っているのに、零れるほど濡らしてしまって」
愉しそうに言ってから、三成は内ももに光る蜜をツーッと舐め上げた。
「あぁっ!…だめ…」
名無しは縛られた両手をぎゅっと痛いほど握り合わせる。
あの夜に覚えこまされた快感の到達点。
その再演を身体が勝手に期待してしまっていた。