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花虎の尾/[DC]松田陣平

第8章 正義




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今日は初めての対人戦…


緊張はするが、犯人は屈強な男の可能性も全然ある
その場合私は女性だからと言ってられない。



そう気合いをいれ、面を被り静かに立つ

すると初戦はよりにもよって昨日言いよってきた奴だった



もし、本当に家に着いていき襲われていたら…
頭の中で想像し自分の中で敵の認識をする…



ふぅーっ…呼吸を整え集中する…




鬼「初め!!!」

その声の瞬間目を見開き、
右足に力をいれ勢いよく跳ねる

そのまま組み合おうとする彼に対し、
スっと姿勢を低くし彼の視界から消す


そして右側にずれ
左足で彼の足を引っ掛ける



ダァンッ!
転けそうになった所を相手の竹刀を持ち
ぐっと押すと綺麗にひっくり返った



鬼「勝負あり!」



あまりにも早い決着だった為少し周りがざわつく…
何人かと対戦し5人抜きまでいけた…

流石に疲れたな…



伊「!次は俺の番だ」



私と顔1つ分以上背が高く
私2人分あるんじゃないかという体格差




絶対勝てない…
そう感じながら



伊「これが凶悪犯でも怖気付くのか…?」

そう一言言われ
初め!と合図がなる


その瞬間竹刀をブンっと振り下ろされるのを竹刀で
受け止めるが、他の人とは比べ物にならないくらいの重さが体にくる…
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