第2章 僕を包む光
僕がさんに出会ったきっかけ
それは入学式のとき
自己紹介が終わり自分の席に座ると
「ねぇねぇ、何で君の時だけ拍手ないの!?」
隣の席の子が話しかけてくる。
正直びっくりした。
まさか僕に気付く人がいるなんて
しかもこんなに可愛い人が
?「僕は影が薄いので・・・。」
「ほぇ~。そうだったんだ!でも私はちゃんと分かるよ、君のこと!」
?「!」
何故だろう、初対面だけど前から知り合いだったみたいな感じで親しくしてくれる。
こんな人は初めてだ。
「どうしたの?驚いた顔して。」
顔をキョトンとして覗いてくる。
?「い、いえ・・・///」
この人にすごく惹かれる自分がいる。
何故?
「あ、そういえば君部活何入るの?」
?「僕はバスケ部に入ろうかと・・・。」
「君もバスケ!?私もバスケ部に入ろうと思ってるよ!女バスだけどね。」
?「・・・!」
まさかこんな接点があるとは思わなかった。
「君とはこれからも仲良くなれそう!かな!」
?「偶然ですね、僕もそう思いました。」
「じゃあ改めて自己紹介!私、よろしくね!」