第2章 Prolog2 登校Fresher
──翌日
昨日の事が嘘かのような清々しい朝…とはいかず…
朝からまたお化けに襲われてしまったが何とか対応してほっとしていると
「おはようございます、2人とも よく眠れましたか?」
「クロウリーさん、おはようございます」
「ベッドに寝そべったら底が抜けてびっくりしたんだゾ!」
確かに昨日はあの後部屋の掃除を軽くしてシャワーを浴びてやっと横になれると思いグリムとともにベッドへ潜り込むとベッドの底が抜けてしまい結局ソファーで眠る事になった
「昨日は色々ありすぎてよく眠れませんでした」
「急に慣れない環境へ放り込まれたのですから不安なのも当然です
…ですが現実は往々にして厳しいもの、受け入れて前に進みましょう!」
「そんなにすぐ切り替えられたら苦労はしないんですけどね…」
「さて、そんな訳で本日のお仕事ですが学園内の清掃です!魔法無しですので本日は正門から図書館までのメインストリートをお願いします」
「わかりました」
「いいですか、くん 昨日のような騒ぎを起こさないよう、しっかりグリムくんを見張っていて下さいね」
「善処します…」
「頼みましたよ 昼食は学食で摂ることを許可します それではよろしくお願いします」
クロウリーが立ち去ったあともグリムはぶつぶつと文句を垂れていたがとりあえず学園に向かう事にした