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【呪術廻戦】今日も明日も明後日も。【さしす組】

第10章 7ページ目 初めての任務(2)




「それでは、私はこちらで待機しております。皆さん、どうぞお気をつけて」


そう頭を下げてくれる真面目そうな補助監督さん。

五条くんは一瞥して背中を向けて、夏油くんは微笑んで「行ってきます」と答え、硝子ちゃんはいつもと変わらぬ表情で「はい」と言って、わたしは「はーい!」と元気よく片手を上げた。


「帳を下ろします。闇より出でて闇より黒く…」


印を組んだ補助監督さんの言葉によって、黒い帳が空から下りてくる。

さて、いよいよ任務本番だぁ。

周囲は寂れており、あまり人気のない場所にあるひとつの建物内で、どうやら行方不明になる人が続出したらしい。

おばけを見た!という声もあり、おそらく呪霊が原因だということでその探索と祓徐が今回の任務内容だ。

他には目もくれず、スタスタ建物の入り口へ一直線に向かっていく五条くんに続いて、わたしたちも歩き出した。


「あー…確かにいるな、ここ」

「悟、一応トドメはささずにおいてくれるかな?」

「うえ゛、面倒くせぇ」

「頼んだよ」


五条くんと夏油くんを先頭に、辺りを警戒しながら建物内へと入っていく。


「硝子ちゃん、近くにいてね?」

「大丈夫。絶対に離れないから」


ぴったり隣に並ぶ硝子ちゃんに、かわいいなぁと場違いにもほっこりしながら呪霊はどこかときょろきょろ見回してみる。

さすがに向こうも警戒してるのかなぁ?

とか思っていたら、かすかに感じていた気配がだんだん強くなってきた。


「見つけた!傑っ、小さいの任せたぞ」

「わかった。は硝子を」

「はぁーい!」

「任せた」


勢いよく飛び出していく五条くんは、とても活き活きとしている。

呪霊に笑み浮かべながら向かっていけるとか、ほんと変わってるなぁ。すごい。

大きめの一体に小さいのがうじゃっと出てきて、大きめに五条くんが、うじゃっと面倒くさそうな方に夏油くんが向かい合う。

わたしはといえば、ちょっと下がって硝子ちゃんと一緒に安全圏の結界内だ。

でもでも、必要があればちゃんと戦うし!

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