完【SPY×FAMILY】蕀の棘に咲く純白の薔薇と紅黒の薔薇
第9章 完結:事故
そういえば私ユーリさんの家の住所どこにあるか
知らなかった!
酔いをさまそうとあの時手当てした公園でタクシーを止めてベンチに座らせ膝枕をすることに
こんなことして怒られないかな・・・
嫌われるよりはずっとまし、だよね。
「・・・んぅ。んーーー」
こうしてみると、瞳も行為も仕草もどことなくヨル先輩に似てる。
姉弟だからかな・・・
「う、んぅ・・・ヨル、姉さん?」
「私ですアリス野薔薇です。今お水を・・・」
グイッ!!
バランスが崩れそうになり、視界は私がうつ伏せで
ユーリさんを押し倒してしまってキスをしていた
あわててはなれるも腰を掴まれて微動だせず
逃れないように私の腰を両手で掴み、次は私の体勢が崩され形勢逆転になっていた・・・
「あの!ユーリ、さーーーん、ぅ。んっ・・・はぁ。」
まだ諦めきれていないのか
ヨル先輩と重なるようにそう見えていたのだろうか
貪るように深い口づけを何度もやられてクラクラする
このまま、私食べられちゃうのかな・・・
そう考えてたら、私の涙が溢れ落ちてるのに我に気がついてユーリさんにゆったり抱かれた・・・