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薄桜鬼 奪愛録
第10章 幹部との対面
昼頃、彼女は半ば無理矢理
部屋から出され原田と広間に
行くことになった。
何でもこれからは幹部の一員だから
他の者とも馴染まなくてはならない
と言われた彼女は渋々
言うことを聞いていた。
そして暫く長い廊下を歩いていたが
原田が足を止めて襖を開けた。
彼女はめんどくさそうに部屋に
入った。
中にはほとんどの幹部がいた。
しかし彼女は興味が無さそうに
原田の後ろをついて行った。
そんな彼女を見て、
一人の男が言葉を発した。
「あれー
左之さん、その子つれ歩いて良いの?」
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