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薄桜鬼 奪愛録

第8章 新しい幹部



それからどのくらいの
時間が経ったのか解らないが

いつの間にか太陽は
ちょうど空の真上にきていた。

そして漸く土方が口を開いた。

「斑 柳は確かに腕の立つ人間だ、
しかし新選組の幹部に女を置くわけには
いかねぇのが正直な所だ。」

針積めた空気の中に声を発する
者はいなく
ただ土方の言葉を待っていた。

「ただ龍さんに免じて
こいつには男装をしてもらい
新選組の幹部の一員としてここに置く」



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