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薄桜鬼 奪愛録
第6章 決闘?
そしてお互いが木刀を構えると
近藤が試合開始の合図を出した。
最初に仕掛けて来たのは藤堂だった
ドカッ―――ガッ――――ドッ
木刀の重たい音が響いた
彼女は自ら仕掛けることはなく
藤堂の出方を見ていた。
そんなやり取りが数分続いて
突然彼女が藤堂から距離をとった
すると物凄い早さで
彼女の木刀が藤堂の心臓をつこうとしていた。
しかし、ギリギリといった所で
止められてしまった
彼女は尚更面倒そうな顔をすると
先程よりも早いスピードで藤堂の
心臓を目掛けて木刀をついた……
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