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出会いは突然に

第16章 無茶ぶり


こ「所で、桜ちゃんってキヨと付き合ってるの?」
『ゲフンゲフン!なっ付き合ってないよ?!』
こ「そっか、付き合ってるのかと思った。」
ク「キヨくんに桜ちゃんは渡さないんだから!」
『だから付き合ってないし、その予定も無いよ!それより詩葉ちゃんは、どうなの?』
こ「どうって?」
『喜夜と、嫌ならちゃんと断った方が良いよ?』

不安そうに見つめる桜に

こ「ふっ大丈夫、そんなに不安な顔しないで。私ね本当は喜夜の事好きなんだよ。」
2人「えっ!」
こ「初めて告白された時は、全然知らないしでも凄く真剣に告白してくれたから、少し待ってって答えたの。だけどあいつそれ以来、挨拶をするくらいの軽い感じで告ってくるから、断ってるの。次に本気で私に告白してきたらちゃんと応えるつもりだよ。」
『そうだったんだ!喜夜も阿呆だな。』

呆れて桜が笑ってると

こ「照れ隠しなのは、分かってるから私もわざと意地悪してるの。だって本気じゃない告白に応えるの癪じゃない?」
ク「それもそうだね!喜くん照れ屋さんなんだね!」
『何か兄妹のそう言う話ってザワザワする!』

ヒーと言いながら身震いする桜。
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