第2章 二千年後の君へ

エレン「……… ……⁉︎」

アルミン「そんな…‼︎」


人々の間に緊張が走る

心臓は高鳴り、自らの耳でも聞こえた


アルミン「あ…あの壁は……ご…50m…だぞ……」


赤い左手の持ち主である大きな赤い頭がまた壁の上に出てきた


エレン「…あ…… ………ヤツだ……












巨人だ」



壁の向こう側に巨人の顔が姿を現した









その日人類は思い出した

ヤツらに支配されていた恐怖を…

鳥籠の中に囚われていた屈辱を……