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自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第10章 信用させて





次の日の朝。

エマは菜園に向かっていると、
訓練場に向かう途中のジャンを見つける。



「ジャン。おはよう。」

「エマさん。これから菜園?」

ジャンはエマの横に並んだ。


「うん。今、地道に菜園広げてる最中。」


「……エマさん、
体力ないのに大丈夫?」

「そう思うんだったら、手伝ってよ。」

エマはジャンの顔を覗き込む。


「いいけど、その代価は結構高いよ。」

ジャンはそう言うと、
エマの手をそっと握り
自分の口元に当てた。



「……自分で頑張ります。」

「冗談だってば。そんな顔すんなよ。」

ジャンはエマの髪をくしゃくしゃと撫でた。



「エマさんはリヴァイ兵長と
仲良くやってるみたいだしなぁ。」

「……何でそう思うの?」

エマは思わず困惑の表情を浮かべる。


「え?だって最近、
朝まで一緒に居るんだろ?」



「………え?」

「何でそんな呆気にとられた顔してんだよ。
この頃兵長、朝の訓練に
遅れてくること多いんだよ。」


エマはジャンのその発言に、
大きくため息を吐いた。

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