第16章 ヤキモチ(爆豪勝己)
香澄side
付き合って数ヶ月がたった
わたしの学祭の日から、勝己くんの学祭があったり、テストがあったり、
なんだかんだお互い忙しくてなかなか長い時間一緒にいることも少なかった
今日は、勝己くんが放課後、私の家に寄ってくれて引っ付きながらテレビを見ている
「おい、これ行く人決まってんのか」
「ん?」
少し照れくさそうにケータイの画面を見せる彼
それは来週あるクリスマスイベントのお知らせだった
「あー、、うん、理沙とかと回るんだよね」
そのイベント、元々毎年サークルで回る予定がある
(わざわざサークルっていう必要はないよね、、?)
少し微妙な態度をとったせいか、彼の眉間に皺がよった
「女2人でかよ」
「い、いや、、えっと、、サークルで、」
サークル、という言葉を発した瞬間、ピクピクとしだす右の眉毛
「あぁ!?それ男もいるんじゃねーのかよ」
「まあ、いるっちゃいるけど、心配するようなことは何もないよ、?」
私の言葉にますますピキる彼の顔
「香澄てめぇ、何で最初からサークルっていわねぇんだ」
「い、いや、!だって言う必要、ない、かなぁ、、なんて、」
(お、怒ってる、!!)
あまりの迫力に少しだけビビってしまう
「変なこと考えてんじゃねーだろうな」
「変なことってなに!?」
そういうと、こちらの方へと手を伸ばし
「あ?、こういうこと、モブたちからされてぇのかって」
と言って、私を押し倒す彼
「なにいってんの、!?そんなことあるわ、んっ!?」
いきなり口を塞がれ、彼の熱い舌が私の口内を掻き乱す
「かっ、、んん、、ぁっ、」
深いそれに応えるのに必死で、私に覆いかぶさる彼の肩を掴んだ
「、っ、、ァッ、、ン、」
彼はもうすでに膨れ上がった下半身を私に押し付け、少し荒く胸をしだく
「かっ、つき、っく、んんッ、!」
キュ、と胸の先をいつもより少し強くつまみ、覆いかぶさっていた体を起こす彼
「あぁ、クソっ、!香澄、、」
手を引っ張って、私も体を起こされて、荒っぽくお互い服を脱ぐ