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ー御伽噺ー

第1章 白雪姫



カリッ

「うっ…」

何これ…急に目眩が…。

ドサッ


「今の音なんだ?」

「まさか!?」

ジェラールが先頭に皆着いて行く

「おい!大丈夫か!?」

ジェラールはの首を触り脈を確かめる

「息をしていない…」

「「「え」」」

「どーすんだよ!」

「ナツっ!落ち着くんだ」

「ロキ!!落ち着いてなんか…おい、あのリンゴ食べたからじゃないのか。」

「「「リンゴ?」」」

『クックックッ』

「誰だ?!!」

『私かぃ?私は魔女さ。
その娘を起こしたいんだったら、その娘に王子のキスをやることさ。
おまえさんたちの中にいるんじゃないのかい?王子様
クックックッ』

「おい!?!
…くそっ!どこいきやがった!」

「まぁまぁ、あの魔女の言ったことを信じればいーじゃないかな?
…キスをしようよ?」

「おまえ…」

「だってこの中にいるんでしょ?
王子様♡
ってことで僕がもーらいっ♡」

「おい!ロキ!どけっ!
俺が先にするんだ!
おまえがした後じゃおまえとの間接キスになんだろ!
それに、おまえのキスで起きて欲しくねーし」

「なにいってやがるナツ!おめぇにさせるかよ!」

「俺も…いくらナツさんでも、だけはゆずれねぇ」

「安心しろ誰がおまえらにキスさせると言った」

ピリピリ


喧嘩の予感

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