第7章 ・お迎え(誰が死んだとかじゃないからね!?)
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『坂田くんと飲んできます。』
土方「アイツと?」
『そうそう、なんだっけ依頼で恋人役やんなきゃなんなくなったらしいんだけどね?どういう心構えでやりゃぁいいかわかんないらしくて。
だから私が伝授してきます!!!!』
そう、恋人役をやることになったそうだ。
あの坂田くんが。
それも相当な美人お嬢様の恋人役だとか。
ありえねェ!!!!!!!
ということで飲んできます。
あ、私は十四郎一筋だからね!???浮気じゃないからね!????愛してるよ十四郎!!!!
と付け加えると、十四郎は
土方「気をつけろよ」
ぶっきらぼうだけど、優しさのある言葉を返してくれた。
私は元気よく"行ってきます"を伝えると屯所をでた。
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土方side
桜が出掛ける準備をしていると思えば
万事屋と飲みに行ってくると言い出した。
俺からしてみれば行って欲しくない気持ちが強い。
"行くな"とでもすぐに引き止めたいが、中々言葉がでない
そうこうしているうちに彼女は屯所を出ようとしている。
呑気な彼女は誤解を招かないためか、
『あ、私は十四郎一筋だからね!???浮気じゃないからね!????愛してるよ十四郎!!!!』
と大きな声で付け加えた。
土方「気をつけろよ」
やっと声に出せた一言だけ返せば、
桜はふわりと笑い
『うん、行ってきます!』
そう言い屯所をでた。