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【18禁】ハイキュー短編夢小説置き場

第10章 影山飛雄夢 プロポーズセックス※加筆修正版


 触れる指先は熱く、何度体験しても、この感覚に慣れる事がなかった。
 バレーボールを巧みに操るその指が、今度は女の身体を巧みに絶頂へと導こうと触れる。
 弱い所を確実に触れ、攻めるその技術はまるで女慣れしている男の様。
 でも肌を重ねた事のある女は一人だけ。たった一人の女にしか触れた事がないのに、女の性を知り尽くしている様に動いた。
 一人の女だけを悦ばせれば良いのだから、今日もその身体に触れ、重ねていく。



プロポーズセックス



「ンッ……飛雄、待って……」
「嫌だ」
「駄目だって……」
「無理」

 壁にまで追い込まれ、逃げ道を失っていた。更に腰を捕まれ逃がすまいと力強く抱き寄せられ、首元に舌を這われていた。
 影山がこうも性に対して貪欲になってしまった理由は分かっている。
 それは、高校時代は清く付き合う事を条件としていた事。
 バレーボール一筋の性格もあり、影山は性欲が強くないのだと思っていたら違ったらしい。卒業して社会人となった影山は事ある事に、貪欲に身体を求めてくる様になった。


 性欲が無かったのではなく、ただ我慢をしていただけ、だったのだ。


 貪欲に求めてくるそれが嫌な訳では無いのだけれど、何度身体を重ねても恥ずかしいと言う気持ちが、どうしても無くならないのだ。
 少年時代の姿から、青年に変わっていくのを隣で見てきたからだろうか。大人の男性へとなっていく影山は、酷く魅力のある容姿になっていった。
 大人の影山が求めれば求める程、あの高校生の姿の影山も同じ様に求めてくる幻覚が見えた。
 高校生の自分達が今と同じ事をしていたら、と考えると恥ずかしさで消えたくなってしまっていた。
 そんな理由で、数え切れない程に身体を重ねているのだが、慣れていない。それなのに、影山は慣れきっているみたいに求めてくる。
 特に影山が激しく求めてくるのは、試合が合った日で、試合の興奮も相まっているらしい。

「早く挿入(いれ)たい」
「気持ち分かるけど……でも」
「興奮が落ち着かねぇんだよ……」
「せめてお風呂入ってから……」
「無理、会場でシなかったの褒めて欲しい」

 そう告げると、手馴れた様子で服を脱がせられる。体格差がある為に手も足も出なく、力の差も歴然であり抵抗も出来ないので、一人だけ全裸にさせられてしまう。
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