第7章 近親相姦シリーズ 影山飛雄の場合
誰にも言えない秘密。
絶対に知られてはいけない秘密。
その秘密を抱えて、今日も生きていく。
近親相姦
影山飛雄の場合
夜。今日も父さんと母さんに内緒にして、俺の部屋に訪問者がくる。
電気が着いていなく、月明かりだけが明かりとなる部屋。ベッドの上に腰掛け来るのを待っていた俺は、オドオドとしているその人影に向かって手を差し出す。
その手に小さな手が来たので握ると腰を掴み抱き寄せた。
暗闇でも目が慣れてしまっているし、何度もやっている事なので、するりと着ていたルームウェアのワンピースを肩から下にずらす。肩が見え、胸元を通り越せば、支えがないのでぱさりと足元に落ちていく。
「言われた通り、ちゃんと下着無しにしてるな」
ワンピースの下に下着を身に付けていなかったので、脱がされれば当たり前で、全裸になっていた。
するすると撫でる様に身体を触り、女の身体であるのを確認する。腰を胸を尻を、と身体を触り犯す。
「ふっ……あっ……」
愛撫に我慢出来ずに声を漏らしたので、手首を強く引き、ベッドへ倒した。そして倒れ込んだ状態から逃げられない様に、跨ぎ乗り見下ろしてやると、小さく声が聞こえた。
「……お兄ちゃん」
その言葉で俺達の関係が分かる。
俺に組み敷かれているのは正真正銘の実妹。血の繋がった妹、である。
にも関わらず、何時からだろうか。俺達は親の目を盗んで男女の関係になっていた。
最初は触れるだけのキス。それを繰り返し行い、裸になり互いに触れ合い男女の違いを覚え、そして一線を越えてしまった。
「アッ……!」
スっと手を股の間に滑らせ、くにゅりと膣口を中指の腹で押して刺激を与える。
触れて離し触れて離しを繰り返していけば、か細い喘ぎ声と共にぴちゃぴちゃと水音が聞こえてくる。
指に絡み付く粘り気を感じ、そろそろだろう、とグッと指を下に向かって強めに押せば肉壁を広げながら、指は体内へと沈んでいく。
「ひゃ……アッ!」
指が自分の体内、膣の中へ入っていき足をビクンと跳ねさせ、快楽に喘いでいる様だった。
指を奥へ奥へと入れていき、妹の女を犯していく。
「おに……おにぃちゃ……」
兄に犯されていると言うのに、妹の陰部からはくちゃくちゃと粘着音が鳴り続けている。