第14章 再会
「うっそ! 私、熱でもある?」
「んじゃ測ってみる? 僕のおでこで」
そう言って彼は前髪をかきあげて額をコツンとくっつけてきた。ものすごい至近距離で白く長いまつげがふさっと瞬き、青い瞳がプリズムのように煌めく。
「近いっ、近すぎる! 余計に体温上昇する」
「あ、僕に照れて熱っぽいとか? いつも頬真っ赤にして可愛いんだよね」
人差し指でぷにっとほっぺたを押されて、たちまち心臓が跳ね上がった。
「からかってないで、早く離れて」
「やだね。久しぶりに会えたんだから」
私の背中に回されていた彼の手が腰に移動したと思ったら、ぐいっと身体を引き寄せられた。
あっという間に腕の中に閉じ込められて、恋人同士みたいにベッドの上でおでこを寄せ合っている。
なんでこうなっているのか全く状況が理解出来ない。