• テキストサイズ

【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜

第14章 再会


「神坂さん次第ですが、どうですか?」

「一応検討してみます」

 そう返事した後、オーナーからはちょこちょこ連絡が来るようになった。外で一緒に食事をする機会が増えた。

 これは多分デートというのだろう。私の休みの日に合わせて買い物や映画に誘われ、一緒に時間を過ごす。

 それが楽しいかと言われるとよくわからない。たった一度きりしかしていない五条先生との渋谷デートを思い出して比べてしまっている。
 

 何度目かのお誘いの後、お付き合いしませんかと言われた。手の甲にキスを落とされて、こんなことする人いるんだなんて、少し古めかしい感じがしたけれど、上流階級社会では普通のことなのかもしれない。

 そのとき、たまたま前髪の隙間からキズらしき跡が見えた。

「なにか大きな怪我でもされたんですか?」

「ああ、これは……生まれながらで」

 ささっと前髪でそれを隠す。横一文字に抜糸前のような傷。どこかで見たような……。

 オーナーはあまり触れられたくなさそうだ。


/ 681ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp