第14章 進物・番外編 義勇誕生日記念【※冨岡義勇】

「ぎゆ…さん、……そこ…刺激しちゃ…、駄目です……、」

「なぜだ？ここが良いと、言っていただろう？」

義勇は人差し指の腹で、敏感な実を軽く押し潰すと、円を描くように捏ねていく。

「んぁっ！…それ…感じちゃいますっ！んんー！」

さらに指先で摘まれ、弄ばれるようにクニクニと優しくすり潰される。すると陽華の身体が軽く仰け反り、義勇の胸に倒れ込んできた。

「はぁ…はぁ…、義勇しゃん……、」

自分の胸の中で、息を乱し小さく震える姿に、義勇の興奮が高まっていく。

「お前…可愛い過ぎる。」

義勇は近づいた陽華の耳に唇を寄せると、耳たぶを優しく甘噛みした。

「ふぁっ…、耳っ…やぁ…、」

耳元に、初めて感じる刺激に戸惑い、胸元にはある義勇の手を掴むと、ギュッと握りしめた。

そんな反応をされたら、余計に虐めたくなる。義勇は尖らした舌先で、耳の縁をなぞり上げ、さらに中を差し込んで、ちゅくちゅくと音を立てて、刺激した。

間近に聞こえる水音と、義勇の熱い吐息に、まるで脳内さえも侵されていくようで……、

「義勇さん、私…おかしくなっちゃいます。」

義勇の唇が離れると、トロンとした目つきで、陽華が義勇を見つめた。

「陽華、こっち向け。」

義勇は陽華を自分の方に身体ごと向かせると、そのまま抱き寄せて唇を奪う。

唇を食み、口内に舌を差し入れ、舌を絡ませる。

優しく舌を絡ませながら、空いてる手を陽華の下半身に伸ばしいく。引き締まった腹を擦り、足の間に手を差し込み、秘密の場所に手で触れる。

そこはもう湯の中でもわかるほどに、とろとろの蜜が溢れ出ていて…、

「…濡れてる。」

義勇が小さく呟くと、陽華の顔が真っ赤に染まる。

「ちっ、違いますっ！これは、お湯が…、」

もちろんお湯がこんなに塗るつくわけがない。しかし、恥ずかしさにそう答える。

「そうか。なら、確かめるが…いいな？」

「確かめる？」

義勇は疑問を顔に浮かべる陽華の身体をひょいと持ち上げた。

「な、なんですか！？」

そのまま、湯桁の上に座らせると、片方の足の膝裏に手を入れて、持ち上げる。

「きゃーー、駄目ですっ！こんなの…全部見えちゃいますっ！」

「確かめるのだから、見えても仕方がない。」