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【鬼滅】敬愛と情愛【煉獄さん】

第2章 炎柱の屋敷




杏「どうした!立っていないで座ってくれ!」


自分で茶を二つ淹れておきながら、菫は『信じられない』という顔をした。

菫が隠してしまっているが故に杏寿郎はその表情を見る事が出来なかったが、空気から動揺していることを察した。


杏「君が座ってくれるまで俺は茶を飲まないぞ。」


そう言われると菫はすぐに膝をついた。

その様子を見て杏寿郎は菫の扱い方を学んだ。


「お心遣い、感謝致します。」


相変わらず堅苦しくはあったが、杏寿郎は真面目な菫を好ましく思った。

それと同時に興味も湧いた。



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