万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】
第6章 6章 砕けた硝子の意味
絢蘭サイド
むいは私の前から離れる気配はなく、私が落ち着くまでずっと待ってくれた。
しばらくしてむいが、思っている事何でも言っていいよって言ってくれた。
そんな事言ったら弱い自分をさらけ出し酷いことを言って、むいを傷つけてしまう。
だから私は余計なことを口にしない様、俯いたまま無言を続けた。
むいは、そうすることが分かっていたようだ。
"ゆうが言ったことは本心じゃない。
本人は後悔している。
信じて欲しい。"
むいはそう言ってくれた。
分かっている。
いつも私を守ってくれるゆうが本心で言うわけないと。
最近ゆうの様子がおかしかったことも…。
だけど原因は間違えなく私が、ゆうを苦しめているんだ。
『…でも…ゆうの言ったことは事実だし、ゆうを思った以上に傷付けちゃって…ゆうに今さらどうあったらいいか…。』
むいは、ゆうはそんなこと一切思ってないと否定してくれ、責めるなと言ってくれた。
でも、もしゆうが許してくれても、私は自分を許すことができない。
これからゆうとどう接すればいいか分からない。
何故か胸が痛む。
無「そんなことは絶対ない。前にも言っただろ?絢蘭に僕達は救われてるって。」
『でも…。』
無「それに今回は僕が悪いんだ。父さん達が死んでから兄さんが必死にがんばってくれてるのに、僕がいつも余計なことを言って怒らせてしまう。今日だって、兄さん気持ちを考えずにはしゃいで話した僕に苛立ったんだよ。」
『むいが悪いわけじゃない!』
泣いて事を忘れ思わず叫んだ。
むいはいつも私達を気にしてくれる。
いつも寄り添ってくれて、私のために怒って泣いてくれる優しい人だよ。
そしてゆうの事を誰より理解している。
『むいがいつもゆうのこと心配していたの私はちゃんと見てたよ。むいはゆうの気持ちに寄り添おうとしてたよ!』
むいが悲しい顔をしたから思わず思いがでた。
はっとして、少し恥ずかしかったけど、むいは驚いた表情をした後、少し笑顔に戻ってくれた。
そして剣士になりたい理由を教えてくれた。
むいは背負いすぎているゆうを強くなってを支えたいと。
まさか私と同じ思いだと思わなかった。
私もいつも守ってくれるむい達をもっと強くなって力を使いこなせるようになって守りたい。
私達は似た者同士。