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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第6章 6章 砕けた硝子の意味



あの女はまた来るらいし。

俺の絢蘭を泣かしておいてふざけるな

自分を責め、生きてることに後悔するほど心がボロボロになっていった。

本当は俺が、絢蘭がいるだけでどんなに幸せか伝えたかった。

だけど無一郎とまともに会話してないせいか絢蘭とも挨拶ぐらいしか交わしていない。

俺が醸し出している雰囲気がいけないんだけど…。

何とか無一郎のお陰最悪な考えは捨ててくれたようだ。

また笑い声が聞こえるようになってきた。

嬉しい。

嬉しいのに…

それを俺じゃなく無一郎のお陰だということが悔しい。

また醜い嫉妬をして自分に苛つく。













しばらくしてあの女がやって来た。

俺は前回同様無視をしていた。

けど耳に勝手に入ってくる。


"貴殿方様にも是非鬼殺隊の剣士になって欲しい。"

大体そんな事だろうとは思っていたが、ありえない。

"貴殿方は始まりの剣士剣士の子孫"

それは前も聞こえた。

"絢蘭様はもちろん有一郎様、無一郎様にも剣士としての素質がある"

はぁ?俺達みたいな杣人に才能なんてあるわけないだろ。

"過去にも無一郎様の先祖が鬼殺隊で特別な才覚を表し、鬼殺隊を支える存在"

それは先祖の話で俺達は別だ。

"貴殿方も鬼殺隊の引っ張っていく柱になる"

未来が見えるとか知らないが、無理に決まっている。

"衣食住は我々で支援をさせていただく"

そんな口車に乗ってたまるか!

俺は聞こえてくる内容に心の中で反応する。

俺の考えは全うな考えだと思うが、絢蘭と無一郎はどうやら前向きらしい。

返事はしてないみたいだが、表情が物語っている。

あの女は満足そうに帰っていった。


このあと下らない話をまた聞かされるのか。

はぁ。

俺はこの日何度目か分からない溜め息を吐いた。

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