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万華鏡の姫君1章 〜特級呪術師&最強柱〜【鬼滅】【呪術】

第4章 4章 硝子に皹が入り始める


絢蘭サイド


お父さんがむいに言った



”人のためにすることは巡り巡って自分のためになる”


”人は、自分ではない誰かのために信じられないような力を出せる生き物"



この言葉今の足りない私を埋めてくれる、ぴったりの言葉だと思った。




『落とさん!私も強くなる!今はゆうとむいに助けてもらってばかりだけど恩返しできるよう頑張る。』



いつまでも泣き虫の妹は嫌だもん。



父「おお!!絢蘭も頼もしくなってきたなぁ。無理しない程度に頑張れよ!」



そう言って優しく頭を撫でてくれる。

いずれはお父さんのこの手も、お母さんの優しい声も私が守って見せる。

だってあの女の人言ってたもんね!



「今はまた力が弱い」



って

ということはこれから少しずつかは分からないけど、この不思議な力が強くなるって言うことだよね。

そうしたらゆうとむいにまもられてばかりじゃなくなる。


いつも優しく気に掛けてくれるむいはもちろん。


どんな時も先頭で守ってくれて、たくさん誉めてくれるしたくさん励ましてくれるゆうを


今度は私が守れるようになるから






待ってて

















大好きなむい















待ってて















大大大好きなゆう。



















あれ?私…ゆうのこと














お兄ちゃんとしてじゃなく














好きなのかもしれない





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