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学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第9章 育児!?


ある日の日曜日、涼子が一人ダラダラと過ごしているとクグラが慌ててやって来た。
クグラ「涼子!頼む!手を貸してくれ!!」
「は〜??なんでよ?私忙しいんだけど?」
クグラ「いや、ぜってぇ暇だろ!?せんべい食いながらゴロゴロダラダラとテレビ観てるんだからよ!」
「ゴロゴロかダラダラどっちかでいいわよ。」
なんやかんやで渋々だが起き上がりクグラの家まで行く。
隣なのですぐに到着した。
「こっ…これは…クグラ!?あんたいつから子持ちになったのよ!?」
子供用の布団に半年程度の赤ちゃんが寝ながら愚図っていた。
クグラ「俺の子じゃねぇ!!上の兄貴の子だ!!」
「冗談よ。…で?兄ちゃんはどうしたのよ?」
クグラ「赤ん坊を俺に預けて嫁さんと遊びに行った。」
「流石はクグラの兄ちゃんね!クグラ一人に預けるとは…なかなかのチャレンジャーだわ!」
クグラ「お前ムカつくなぁ…。まぁいいや、何とかしてくれよ。さっきから愚図ってるけどどうすりゃいいのか全然分からねぇ…。」
「そう言われてもねぇ…。それにしても…言っちゃ悪いけど随分とブスッとした顔の赤ちゃんね。」
クグラ「それは俺も思った。でも兄貴らは世界一可愛いと思ってるんだぜ?親ってバカだよなぁ〜。」
二人で話しているとチャイムが鳴った。
クグラ「もしかして!兄貴達帰ってきてくれた!?」
ドアを開けるとカンナギだった。
カンナギ「よぉ!暇だから遊びに来てやったぜ〜!」
「な〜んだ、カンナギか。」
カンナギ「なんだとは何だよ!?」
クグラ「今忙しいんだよ…。」
「赤ちゃんが愚図ってるのよ。」
カンナギ「は?赤ちゃん?」
部屋に入り赤ん坊を見る。
カンナギ「…お前ら…そういう仲だったのか…全然気付かなかったぜ。」
クグラ「俺らの子じゃねぇっての。」
カンナギ「ふっ、冗談だ。つーか、愚図ってるじゃねぇか。放っといていいのか?」
「いや、だから困ってるのよ。どうすりゃいいのやら。」
カンナギ「…乳がほしいんじゃねぇのか?」
「あぁ!……よし!カンナギ!あんたの乳首吸わせてやりな!」
カンナギ「何で俺なんだよ!」
「あんた女顔じゃん!その気になれば出るかもしれないわ!」
カンナギ「顔関係ねぇし!女のお前がやればいいだろ!?」
「私だって出ないわよ!」
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