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【FF10】緋色のそばに

第9章 幻光河


「…リュック、ルールー、ユウナ。ちょっと向こうで話しましょうか」


「? …ここで話せばいいじゃないっすか」


私の言葉にますます首を傾げるワッカに鈍感ねと軽くため息を吐く。そこにリュックが歩み出てきてユウナとルールーの手を取って言葉を続ける。


「女子だけで話し合いで~す!男子は待っててください!」


「そうね、そうしましょう」


「ん? ああ?」


私の提案に同調したリュックの言葉に頷いて離れていく3人に、ますます訳がわからないといったふうに首を傾げるワッカ。その様子に今度ははっきりとため息を吐いて3人の後を追う。


「ワッカ…なんかごめんね?」


嘘をついてる気分になってしまったので思わず謝ってしまう。
その場を離れるとき、一瞬アーロンの方を一瞥してから3人が向かった先に急いだ。

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