第3章 出会い

すると

〖うぉーーーー！なにあの子？〗
〖すっげー美人!!〗
〖いや。美少女だろ？やばすぎる！〗
〖あんな子居たか？新入生かな？〗

桜の色の下でヒラヒラと揺れる金色の髪。
誰もが見取れてしまう程の色鮮やかな水色の瞳。
時が止まったかのようとは
こういうことなのかとその時初めて思った。
そして
　　　　「綺麗だ。」
そう心からその言葉が出てきた。