第11章 二度目の新婚旅行、の巻
帰りの飛行機でも
乗る直前に泣きそうになっている可愛い旦那様と一緒に飛行機に乗って、帰路に着く
何だかんだで色々あったし、何より激しい時差ぼけの為、旅行から帰ったその日は二人ともぐったりで
帰国したその日は、殆ど一日中寝て過ごした
そうして翌日
漸く昼前に起き出して来た僕は、ニノに旅行の報告と、別荘を貸してくれたお礼をしようと電話をかけた
…んだけど…
「………アレ?現在使われておりません、だって」
「え?ニノの携帯?」
「うん…オカシイな?」
もう一度掛けてみたものの、やっぱり通じない
「あれぇ?…変だな?」
「旅行の間に番号が変わったんじゃないの?」
「ん〜、そうかなぁ?
……取り敢えず、相葉ちゃんに電話してみよっと」
僕たちが楽しい(?)新婚旅行を満喫している間に
ニノと相葉ちゃんの間に大変な事が起きていたって事を
僕は、その後知る事になった