第11章 二度目の新婚旅行、の巻
「何処か痛かった?大丈夫??」
そう言って、僕のほっぺとか顎とかをスリスリ触ってチェックする翔くん
「痛くは無いよ。ちょびっとだけ苦しかっただけ」
「そう?本当に平気?」
「平気ぃ〜♪…てか、腕、離したらイヤだ」
僕は心配そうに僕の顔を撫でる翔くんの手をぎゅっと掴んだ
「ん?抱いてて欲しいの?」
「んふぅ…欲しいのぉ♡」
僕が甘えた声を出したら、翔くんの目尻がコレでもかって位下がって、僕をむぎゅっと抱きしめてくれた
「んん〜!智くんたら、甘えんぼさんっ♡」
「んん〜!翔くんが甘やかすから、こうなっちゃったんだもん♡」
「んんん〜っ!もぅ、さとちくんたら、かわいぃい〜♡」
「んんん〜っ!もぉ、しょおたん優しすぎるぅ〜♡」
「……用事、キャンセル出来ねぇかな(苦笑)」
また呆れ声を出す亀くん
…新婚さんだから、許してね?////