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Stay Gold〜翔と智のラブラブ新婚日記

第9章 ハッピーウエディング、の巻







君と初めて出逢った日


君は、愛する人を奪われた悲しみに溺れていた





俺は、そうとは知らず


君に一目で恋に落ちた








あれから時が流れて


俺は今日


君とこうして神様に祝福を頂こうとしている





あの日


君が焦がれたその場所に


今、君は俺と一緒に居るんだ





ねぇ、智くん


これはもう、運命としか言いようがないとは思わないかい?





俺達はきっと


出逢う前からからこうなる運命だったんだ





俺はきっと


君を幸せにするために生まれて来たんだ







智くん


俺は、何時でもどんな時でも





君が幸せで居られるように


君が笑顔で居られるように


精一杯、頑張るからね





今日ここで


神様に誓うよ





未来永劫、君と共に有って


君に一生、幸せを贈ることを…








心から


本当に心の底から





智くん俺は


…君を…





…君だけを、愛しています。










荘厳なオルガンの音色と共に、扉が開いて


君がその美しい姿を見せた





会場に溜め息が漏れると


君は一礼した後、静かに歩き出した





一歩一歩、踏み締める様に俺の元へ近づいてくる君


真っ直ぐな瞳が俺を見つめている





俺の隣まで来ると、教授の手から離れて静かに俺の隣に歩み寄り


俺の差し出した腕にその腕を絡める君





腕を組んだまま二人で一歩二歩と前に進み出て


牧師様の前へ…





オルガンの音色が止まり


教会の中を静寂が包んだ





得も言われぬ緊張が走り、強張る俺の耳元に


優しい君の囁きが聞こえた





「…大丈夫だよ、僕がついてるから」

「………智くん///」





ソレは普通だったら新郎が言うべき言葉なんじゃねぇのか?


…なんてコトは措いとおいて


超絶綺麗で可愛いのに、むっちゃ男前な智くん




改めて、惚れ直しました////




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